小学校に通いだし何とか慣れてきたころにやってくる個人面談。
新1年生の親が初めて迎える個人面談は、子どもの学習や生活習慣の様子を直接確認できる大切な機会。
でも、初めての体験であるため、どのように臨めば良いか悩む親御さんも多いのではないでしょうか。
子供の話を聞きたいけど、どこまで聞いてもいいんだろうか?
時間内に話が終わられるか不安。
そもそも初対面の会話が苦手。
私も第一子の個人面談は特に不安でした。
なのにトップバッターでどんな感じだったか周りに聞くこともできず
かなりドキドキして受けました。
そんな方へこの記事では、初めての個人面談で知っておくべきポイントや準備方法について詳しく解説します。
Contents
個人面談の目的を理解する
そもそもの個人面談の目的は、子どもの学校生活や学習の進捗状況を把握しすること。
家と学校が連携して子どもの成長をサポートするためです。
先生は、日常の授業や学校での様子を報告し、親からの質問や相談に応じます。
親が家での子どもの様子や困りごとを共有することで、より良い指導や支援が期待できます。
親は学校での出来事を把握し、自宅でより良い声掛けや促し方を相談し合えるよい機会にもなります。
事前準備をしよう
短い時間で子供の様子を聞き出せるか不安。
話したいことがありすぎて迷惑をかけるのではないかと不安。
あとで聞きたいことが出てきたらどうしよう。
逆にとりわけ話す内容がないのに時間が持つかな…
と思い悩みますよね。
そんな方は以下の点を準備しておきましょう。
子どもの様子を観察
自宅での子どもの学習や生活の様子を改めて観察し、気になる点や心配事をリストアップしておきましょう。
例えば、以下のような項目をチェックしてみるとどうでしょうか。
- 宿題の取り組み具合
- 子供から友達関係やクラスでの様子を聞いてみる
- 睡眠時間や食事の状況
- 健康状態や体調の変化
質問や相談事項をまとめる
次に事前に質問や相談事項をまとめておくとスムーズです。
- 「授業中のはどのように過ごしていますか?」
- 「友達との関係は良好ですか?トラブルはありませんか?」
- 「家庭での学習サポートにおいて、何かアドバイスはありますか?」
反対に心配することが何もないという方は以下のことを聞いてみるのもいいかもしれません。
- 「先生が家でさせてほしい、促してほいいことはありますか?」
- 「学校でお困りごと等ありますか?」
伝えたいことを整理する
自宅での子どもの様子や、学校に対する要望があれば整理しておきましょう。
「最近夜更かしが続いている」
「宿題をなかなかやってくれない」
上記のような具体的な事例を伝えることで、先生も対応しやすくなります。
例えば娘の場合は
宿題を放課後児童クラブでやってきてほしいのですが、もらってくるプリントが多く
宿題じゃないプリントをやって帰ってきてしまう状態でした。
何度か伝えましたがあまり理解していません。
面談でお伝えした結果学校で先生からクラスみんなにこれが宿題だよとしっかり
念押ししてもらえるようになりました。
面談当日の流れ
面談当日の流れを事前に確認しておくことで、落ち着いて対応できますよね。
一般的には以下のような流れになります。私の体験談も含め解説します。
挨拶と自己紹介
まずは軽く挨拶するだけでも、緊張をほぐすことが大切ですね。
親の立場からも自己紹介し、家庭での子どもの様子を簡単に話すことで、リラックスした雰囲気を作ることができます。
緊張しいなかたはとりあえず先生の鼻あたりに目を向けてあいさつするだけでOK
先生からの報告
先生は、子どもの学校生活や学習の進捗状況について報告します。
とはいえ、新一年生のこの時期は先生もまだしっかりと一人一人の様子を
把握していません。
実際に娘の時は学校の様子を聞くよりも、自宅での様子、娘が学校で感じたことをよく聞かれた印象です。
質問や相談
先生からの報告が一段落したら、事前に準備した質問や相談事項を伝えましょう。
具体的なエピソードを交えて話すと、より具体的なアドバイスを得られることが多いです。
娘の場合は
・やる気はあるが宿題をやり始めるまでのスイッチが長いこと
・宿題は無理やりにでもやらせるべきなのか?忘れて、学校で怒られる経験も必要なのか?
・朝ご飯がかなり小食だがこれでいいのか?
・家では癇癪もちだが学校では癇癪等でトラブルが起きてないか?
上記のことを聞きました。
今後の方針確認
最後に、今後の学習や生活における方針や目標を確認します。
先生と家庭での連携を深め、子どもの成長をサポートするための具体的な目標を共有します。
娘の学校では、先生が最後に「1年間でどんなことを頑張らせたいですか?どんな姿を想像されていますか?」と尋ねられました。
何かしらの目標、学校に具体的なフォローをお願いされたい方はここでしっかり伝えましょう。
先生方もできる範囲内でバックアップをしてくれます。
我が家はとにかく娘が楽しく1年通えることが目標かなと思いましたのでその旨を伝えました。
面談後のフォローアップ
個人面談が終わった後は、家庭でのフォローアップができるといいですね。
面談で得た情報を基に、以下の点に注意して対応しましょう。
家庭と学校の連携
面談で話し合った内容を自宅でもやってみて、必要に応じて学校と連絡を取り合いましょう。
定期的なコミュニケーションが、子どもの成長をサポートするために役立つかもしれません。
夫婦間でもしっかり話せるといいですね。
子どもへのフィードバック
先生と話した内容やアドバイスを、子どもに伝えてみましょう。
ポジティブなフィードバックを心掛け、子どものモチベーションを高めましょう。
特に新一年生は褒めて、褒めてやる気を出してもらうのが一番です。
学習環境の整備
先生と話し合った情報を基に、家庭での学習環境を整えてみましょう。
例えば、学習する時間を変えてみたり、声がけを変えてみたり具体的な改善策を講じましょう。
まとめ
初めての小1個人面談は、親としても緊張する場面ですが、事前のちょっとした準備や対応で有意義な時間にすることができます。
今後の子供の学校生活のために、家庭と学校がより連携できるきっかけを作る事が大切です。
と色々と書きましたが、とりあえず学校での様子、家庭での様子を先生と互いに
共有することができればそれでOKです。
この記事で紹介したポイントを参考になると嬉しいです。